宅配業に転身した韓流アイドル…月収100万円「ストレスなく、歌手時代より幸せ」
【10月05日 KOREA WAVE】韓国で1990年代後半~2000年代初にかけて活動した男性4人組アイドルグループ「太四子(テサジャ)」。そのメンバーだったキム・ヒョンジュン(金亨埈)さん(47)が1日、YouTubeチャンネル「近況オリンピック」に出演し、大手EC企業「クーパン」の配送員として働いて月額最高1000万ウォン(約109万円)を稼いだ経験を語った。 キム・ヒョンジュンさんはこの3年間、ほぼ休むことなく、クーパンで早朝配送を担当してきたという。1日平均200~300個の荷物を運び、月に最高1000万ウォン以上の収入を得たという。 「最近ではビニールで包装された荷物が650ウォン、箱で包装された荷物が800~850ウォンだが、初期はどちらも1個2500ウォンだった。私が最も頑張っていた時は、早朝配送が1個1500ウォン、昼間は1000~1200ウォンだった。1日200~300個の荷物を毎日運べば、ガソリン代を除いた収入は相当な金額になった。ストレスがなく(歌手時代よりも)ずっと幸せだった」 キム・ヒョンジュンさんが働いていた当時、平均的な配送単価を1個1500ウォンとして1日250個、月25日間勤務した場合、その月収は937万ウォンに達する計算だ。 配送員を始めたきっかけは――。 「米カリフォルニア州サンタモニカのビーチで、南米からキャンピングカーで旅行をしていた外国人夫婦に出会った。その夫婦から一緒に旅行しないかと誘われ、サンフランシスコまで2日間、一緒に車で移動した。その2日間で、人生観が変わった。老夫婦の暮らしを見て、幸せに感じた。お金をたくさん稼ぐことよりも、ただ一生懸命に生きれば自然に(お金は)ついてくると思うようになった」 キム・ヒョンジュンさんは近況について「クーパンを辞めて、今はビジネスを始めた。芸能とは全く関係ない仕事で、従業員が3人いる。午前11時に出勤して、午後7~8時に退勤している。景気が悪く、クーパンイーツ(フードデリバリー)をやろうか悩んでいる。ビジネスは誰にでもできることではない」と、笑いながら語った。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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