富永啓生参加のGリーグ・ユナイテッドが準優勝[FIBAインターコンチネンタルカップ]【バスケ】
決勝で3Pシュート1本を決めた富永啓生
現地9月15日、シンガポールで開催されていたFIBAインターコンチネンタルカップが終了。Gリーグの有望選手で構成される「NBA Gリーグ・ユナイテッド」の一員として富永啓生も出場したが、決勝でウニカハ・マラガに敗れ、準優勝になった。 FIBAインターコンチネンタルカップは、クラブの国際大会。1966年から始まり、1996年で一旦休止となったが、2013年から復活。今大会は初めて5大陸から6クラブが参加して開催されることになった。 予選グループを2連勝し決勝に勝ち上がったNBA G リーグ・ユナイテッドは、スペインのウニカハ・マラガと対戦。開始直後に3-11のランを許して追う展開になる。ベンチスタートになった富永の出場は2Q開始から。3本の3Pシュートを放ったがいずれも決まらず、残り5分半にベンチに戻る。再び出場機会を得たのは4Q残り3分49秒だった。残り1分7秒、左コーナーから3Pシュートを1本沈めたが、チームは60-75で敗れた。富永は8分25秒出場で3Pシュート1/5で3得点、2リバウンドというスタッツだった。また大会合計では3試合で8.1分出場、2得点、1.7リバウンド、0.3アシスト、0.7スティールというアベレージだった。
富永はマネジメント事務所を通じて、「特に決勝で 3 ポイントを決めた時のあの大きな歓声は忘れられません」と感想を綴ったうえで「いよいよ今月下旬からインディアナに入り、僕の夢である NBA 選手になる為のチャレンジがスタートします。引き続きの応援をよろしくお願いします!」とキャンプに向けて意欲を見せている。 7月にペイサーズからエグジビット10契約のオファーを受けたと発表している富永。同契約は、NBAで定められている契約の一つで最低年俸・無保証のもの。チームはシーズン開始前に「2ウェイ契約(NBAと傘下のGリーグ、双方と結ぶ契約)」に切り替えることが可能で、シーズン開始前(トレーニングキャンプ、プレシーズン)に契約解除された場合でも契約チーム傘下のGリーグチームと契約できる。いずれにせよ、キャンプ期間中、プレシーズンの中で特別なシュート力を見せたいところである。