日本からは小野寺吟雲が準優勝「オリンピック予選シリーズ(OQS)」上海大会 男子スケートボードストリート種目
【ベストトリック2本目】 ここでスコアをフルメイクし後続にプレッシャーをかけておきたい佐々木は「キャバレリアルノーズブラント」をミス。一方で同じくスコアを揃えておきたい小野寺は「フロントサイドブラントスライド・ビッグスピンフリップアウト」をハンドレールで決め93.07ptのビッグスコアを獲得し、この日最初のフルマークライダーに。 そしてここでも暫定首位の小野寺をしっかりマークしたジャガー。 「スイッチバックサイドノーズブラントスライド」を2本目でしっかり修正しモヒカンレッジで決め、93.13ptとここまでのハイエストスコアをマーク。
【ベストトリック3本目】 順位、スコアが大きく動いた3本目。根附は「ノーリーインワードフリップフロントサイドボードスライド」を着地がギリギリながらもなんとか耐え、3回目で決めこのセクション初めてスコアをマーク、92.14ptとした。 日本のオリンピック出場権争いにおいてこの大会でなんとしても上位に入りたい佐々木は「キャバレリアルバックサイドノーズブラントスライド」を2回目で見事リカバリーし91.04ptとここでスコアをフルマークとした。 2本目でジャガーに追い越された小野寺は好調を感じさせるトライ後、この3本目でも「ギャップオーバートランスファー・フロントサイドブラントスライド・キックフリップアウト」を決め91.46ptと暫定首位の座を再び奪い返した。 ここまで思うように流れをつかめていなかったナイジャも「キャバレリアルバックサイドノーズブラントスライドフェイキー」の大技をモヒカンレッジでこちらも3回目のトライでリカバリーし93.65pt。この日のハイエストスコアを更新してみせた。 グスタボもこの流れに乗り、「フロントサイドオーバークルックドグラインドノーリーキックフリップアウト」さらにこちらも3回目でリカバリーして90.04をマークした。 小野寺に再び首位の座を奪われたジャガーがさらにここで魅せた。 「バックサイドキックフリップバックサイドノーズピックグラインド」をハンドレールにて一発で仕留め92.60ptと再度小野寺の前に出た。