日本からは小野寺吟雲が準優勝「オリンピック予選シリーズ(OQS)」上海大会 男子スケートボードストリート種目
【ラン2本目】 1本目のミスを取り戻したい根附はアールでの「フルキャブヒールフリップ」、「バックサイド180レイトショービット」、「ヒールフリップバックサイドリップスライド」、「インワードヒールリアバート」まで完璧に1本目のミスをリカバリーし82.63ptをマーク。 そしてジオバンニは「ハーフキャブノーズグラインド」をはじめ、その後は1本目と同様に繋いでいきラストトリックを「ハーフキャブフロントノーズスライド270アウト」にアップデートするも84点台とスコアを伸ばせなかった。 一方で2本目でビッグスコアを出したのが日本の小野寺。「ダブルフロントサイドキックフリップ」、「バックサイド360キックフリップ」、ギャップオーバーの「フロントサイドブラントスライドショービットアウト」、「ビックスピンキックフリップショービットアウト」を完璧にリカバリーしフルメイク92.81と暫定トップに。 クリスはギャップオーバーのバックサイドリップスライド、ステアのバックサイドビッグスピン、ノーリーヒールフリップをステアでこちらも完璧にリカバリーしフルメイクし87.87ptに。 グスタボも途中で「キックフリップバックサイドノーズスライド・ビッグスピンアウト」にトリックをアップデートすると、1本目のラストトリックで少しスケッチーだった「バックサイドクルックドグラインド」を丁寧に決め、91.96ptにスコアを伸ばした。 2本目でさらにスコアを伸ばしたのがジャガーだ。1本目のラストトリックを「スイッチバックサイドノーズグラインド」にアップデートして92.55ptと暫定2位で小野寺をしっかりとマークした。一方でナイジャのみがランセクションではフルメイクできず珍しい展開となった。
【ベストトリック1本目】 ランでのスコアを活かしたい佐々木は、最初のトライで「ノーリーハーフキャブスイッチ5-0グラインドリバート」をハンドレールで一発メイクしビッグスコアである91.64ptを獲得。 ブラジルでの五輪出場権争いが激しくなっているジオバンニは「キャバレリアルフロントサイドブラントスライド」をハンドレールで決めると90.92ptをマーク。