加藤未唯 全仏OP失格騒動の因縁ペアに雪辱果たす、1年ぶり対戦で快勝し決勝進出<女子テニス>
ロスシー・クラシック
女子テニスのロスシー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)は22日、女子ダブルス準決勝が行われ、加藤未唯/ ザン・シュアイ(中国)組が第3シードのM・ブズコバ(チェコ)/ S・ソリベス=トルモ(スペイン)組を6-3, 6-2のストレートで破り決勝進出を果たした。 【動画】加藤未唯がボールをぶつけてしまったシーン(昨年の全仏OP) 加藤は昨年、A・スーチャディ(インドネシア)とのペアで出場した全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の女子ダブルス3回戦でボールガールにボールをぶつけてしまい失格処分に。この時の対戦相手がブズコバ/ ソリベス=トルモ組だった。当時は加藤の行動や大会側の対応、そして対戦相手にも注目が集まり大きな騒動となった。 加藤がブズコバ/ ソリベス=トルモ組と対戦するのはこの騒動以来初。準決勝は因縁の対決となった。 この試合、加藤/ ザン組はファーストサービス時に82パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは4度のブレークに成功。マッチポイントでは加藤のサービスからザンがボレーを決め、1時間9分で決勝に駒を進めた。 ザンとのペアで約1年越しに雪辱を果たした加藤は、決勝で第1シードのシェ・シュウェイ(台湾)/ E・メルテンス(ベルギー)組と対戦する。シェ/ メルテンス組は準決勝で第4シードのA・ムハンマド(アメリカ)/ スーチャディ組を下しての勝ち上がり。
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