日本からは小野寺吟雲が準優勝「オリンピック予選シリーズ(OQS)」上海大会 男子スケートボードストリート種目
【ベストトリック4本目】 首位ジャガーと2位小野寺の差が僅か0.94ptと僅差のまま後半戦へ。本決勝3度目の逆転首位を狙う小野寺は「バックサイドテールスライドキックフリップアウト」を中央のモヒカンレッジで狙うもミス。 勝負の4本目で唯一スコアをマークしたのがアメリカ国内での出場権争いを繰り広げているクリス。彼の代名詞であるビッグトリック、バンクトゥレールオーバーの「ビッグトランスファーバックサイド180キックフリップ」を最初のトライで決め92.86ptをマークしてラストトリックに望みを繋いだ。
【ベストトリック5本目】 なんとかフルマークしたい前回のドバイ大会王者、日本の根附は「ヒールフリップバックサイドノーズブラントスライド」をハンドレールで挑むもミス、スコアを揃えられず悔しい8位フィニッシュとなった。 暫定3位と表彰台圏内の佐々木もさらにスコアを伸ばすべくバンクトゥフルオーバーの「バックサイド360キックフリップ」をミス。 ジオバンニもなんとかフルマークし、順位を少しでも上げておきたいところだったが「キャバレリアルバックサイドノーズピックグラインド」をミスしスコアを揃えられず7位で今大会を終えた。 逆転優勝には92.40ptが必要な小野寺は4トライ目と同じく「バックサイドテールスライドキックフリップアウト」をモヒカンレッジで狙うも惜しくも決めきれず今大会を終えた。 最終トライで魅せたのがアメリカ勢だ。まずはクリス・ジョスリン。 4本目の勢いそのまま「ノーリーインワードヒールフリップリバート」をステア決め94.61ptとこの日のハイエストスコアを最後で更新、順位も日本の佐々木を抜き3位表彰台を獲得した。 なかなか本調子が出せていたいナイジャも流石のスキルをみせた。 ハンドレールでノーリーヒールフリップバックサイドボードスライドを見事リカバーし最終トライで89.13スコアを揃え5位浮上し今大会を終えた。 グスタボも「バックサイドクルックドグラインド・ノーリーバリアルヒールアウト」をモヒカンレッジで挑んだがミスしスコアを揃えられず6位でフィニッシュ。この瞬間ジャガー・イートンの優勝が決まった。