巨人を戦力外の鈴木康平、ヤクルトと育成契約 「感謝のひと言」 小川GM「戦力としての獲得」
ヤクルトは6日、巨人から戦力外通告を受けていた鈴木康平投手(30)を育成契約で獲得したと発表した。年俸は600万円(金額は推定)で、背番号は「018」に決まった。 千葉県出身の鈴木康は国際武道大から日立製作所を経て2017年のドラフト2位でオリックスに入団。「K―鈴木」の登録名で一躍注目を浴び、2019年5月18日の西武戦(京セラドーム)でプロ初勝利を挙げた。23年には廣岡大志とのトレードで巨人に移籍。登録名を本名の鈴木康平に戻し心機一転したが、33試合の登板で1勝1敗13ホールド、防御率は6・59の成績で、今オフに戦力外通告を受けていた。 ヤクルトへの入団が決まった鈴木康は「感謝のひと言しかない。キャンプ、オープン戦でアピールして支配下へ」と誓い、獲得の経緯について小川淳司ゼネラルマネジャー(GM)は「戦力としての獲得です。育成として契約したけど、普段の力を出せれば結果はついてくる」と話した。
中日スポーツ