ニコンのすごいレンズを買った。カメラ用ではない
このコラムは、編集部員やライターがこの1年を振り返り、実際に買って「良かった!」と思う製品を簡単に紹介するコーナーです。 今年(2024年)はすごいレンズを買った。ニコンの製品だ。 残念ながら、カメラの交換レンズではなく、境目のない中近両用眼鏡である。コロナ禍でマスクを常用するようになったことで、メガネが曇るのがうっとうしくて仕方がなかった。だからメガネの常用はやめた。もともと裸眼でも右目はそれなりに見えていたので、メガネの装用をやめても、さほど不便はなかった。 なので、このままメガネなしで過ごそうかと思っていたのだが、さすがに近距離がつらくて、ここは1つ年貢の収めどきかなといったところだ。 メガネの度数合わせは病院にお願いして処方箋を作ってもらって、それをメガネ店に持ち込んだ。納期は10日間、けっこうかかる。 この手の中近両用メガネは、レンズのほぼ下半分が、手元を見やすくする近距離用で、上半分が中距離用、そして遠距離は裸眼となる。 まだ慣れないせいか、常用している2つの中距離の塩梅がなかなか難しい。デスクトップPCに接続した42.5型のモニターは1m弱の距離、ノートPCの14型程度のディスプレイは50cm程度の距離で使うのだが、両方の距離をうまくカバーできないでいる。 慣れだともいうが、はて、この先どうなることか。 どうしてもダメだったら無料で作り直してくれるみたいなので、それが救いだ。
PC Watch,山田 祥平