それ会話じゃなくて“尋問”です! 「人との会話が続かない」なら今すぐ実践すべき4つのこと
3 いきなり踏み込みすぎた質問をしない
「年齢」「結婚・恋愛・子ども」「居住地」「政治・宗教」などの質問をすると、不快に思う人もいます。よく知らない相手なら「出身地」「やっていた部活動・習い事」「好きな食べものやお酒」「旅行してよかった場所」「行ってみたい場所」など当たり障りのない質問から始めて、徐々に警戒心を解いていきましょう。 親しい関係になると、相手が話したいテーマや、お互いに共通するテーマもわかってきます。そこに絞って質問しましょう。
相手の返答から、会話を広げる
“質問”は、相手を知るため、楽しく会話するためのきっかけになりますが、「趣味は?」「血液型は?」など、あれこれ質問しては、尋問のようになってしまいます。 質問して、相手の答えのなかから、話をふくらませていくことが大事です。 人は関心のあること、話したいことになると、目が輝いて、言葉数が増えたり、声のトーンが高くなったり、早口になったりします。 そのポイントを見逃さずに、話を広げたり、深掘りしたりするのです。【話をふくらませるコツ】は、次のようなものがあります。
1 連想ゲームで話を広げる
たとえば、相手の出身地を聞いて「大阪」ということがわかったとします。そこから「お笑い」「たこ焼き」「通天閣」を連想したら、「大阪の人って、芸人さんでなくても、話にオチをつけますよね」「一家に一台、たこ焼き器があるってほんとうですか?」「昔、通天閣のビリケンさんの足の裏を触りに行ったことがあります」 など、「お笑い」「食べもの」「観光」の方向性で展開できます。相手がよろこびそうなネタから出して、相手が喰いついてくれば、「詳しく教えて」というスタンスで。
2 「5W1H」の質問で話を深掘りする
「いまも自宅でたこ焼き、やってますよ!」と反応がよかったら、「どんなときに作る?」「なにを入れる?」「作り方のコツは?」「どこのたこ焼き店がおすすめ?」など「だれ(Who)」「いつ(When)」「どこ(Where)」「なに(What)」「なぜ(Why)」「どのように(How)」の質問で深掘りしましょう。