ヤマハ発動機が「第4回 次世代森林産業展」に出展し、森林デジタル化サービス「RINTO(リント)」の認知拡大目指す
ヤマハ発動機(以下ヤマハ)はこのほど、9月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第4回 次世代森林産業展(FORESTRISE2024)」に出展すると発表した。RINTOクラウドサービスを操作し森林資源の解析結果が確認できる体験コーナーを設置。地方自治体や官公庁・関係機関をはじめとした幅広い層へアプローチ 「次世代森林産業展(FORESTRISE)」は、森林産業における、生産性・安全性・収益性を向上させる技術や機械が一堂に会し、林業イノベーションが集まる展示会。労働の軽労化や、省力化につながるソリューション、さらには森林全体の強靭化、持続性に向けたサービスなどを紹介し、「森林産業発展のきっかけとなるプラットフォーム」になるイベントだ。 同展でヤマハは森林デジタル化サービス「RINTO(リント)」を紹介するほか、RINTOクラウドサービスを操作し森林資源の解析結果が確認できる体験コーナーを設置。これらにより、RINTOの認知拡大と、地方自治体や官公庁・関係機関をはじめとした幅広い層へのアプローチを目指す。なお、同展への出展は2019年、2022年に続き、3回目となる。 RINTOは、高度なレーザ計測・分析技術を用い、森林の現況を3次元デジタルデータで再現するサービス。自動航行機能など高い航続性能を備える同社製産業用無人ヘリコプターに高解像度LiDARを搭載し、森林の上空約30~50mの位置から1秒間に75万回のレーザを照射。それによって獲得した高密度な点群データを解析する。立木一本一本の位置や樹高、直径を点群データから直接判読した森林資源情報や、地形情報などを可視化することで「森林の見える化」を実現し、林業のスマート化や業務精度・効率の向上に貢献している。
MotorFan編集部