何もしないと眠ってしまう「デジタル資産」遺産相続のためにできること
IT大手のAppleでは、端末上の「故人アカウント管理連絡先」に相続人を追加することで、一定の条件を満たせば相続人が故人のアカウントの一部データにアクセスできるサービスを始めています。状況にもよりますが、以下のデータにアクセスできます。 ・icloud写真 ・メモ ・Mail ・連絡先 ・カレンダー ・リマインダー ・icloudに保管されているメッセージ ・通話履歴など なお、デジタル遺産をめぐっては今のところ種類によって相続できるものとできないものがあるそうです。 【現在のデジタルサービスの相続の可否】 まず、JRキューポや楽天ポイント、dポイントなどショッピングでも使えるポイントは相続できないケースが多くなっています。 モバイルICOCAやPayPayマネーなど、交通系ICや電子決済の残高は払い戻しが可能になっています。また楽天証券は相続人が楽天証券で口座を開けば、そこに遺産を移すことができるそうです。 いずれにしても従来の遺産と同じように生前から備えておけば、いざというときにあわてずに済むかもしれません。皆さんが今持っているデジタル資産がどのように相続できるのか調べて準備しておくことが重要です。
長崎放送