男子・イリア選手、女子・井野選手 共に初出場で初優勝 みえ松阪マラソン フルマラソンの部
師走の松阪路 駆け抜ける
三重県県内唯一のフルマラソン大会となる3回目の「みえ松阪マラソン2024」(みえ松阪マラソン実行委員会主催)が15日午前9時、松阪市内で開かれた。フルマラソンの他に、ファンラン(5キロ)、健康ウオーク(7キロ)の3部門があり、全国から計1万903人がエントリーし、師走の松阪路を駆け抜けた。 マラソン男子は、リオデジャネイロオリンピックのマラソン競技でキルギス代表のテャプキン・イリア選手(33)が2時間16分53秒で初出場、初優勝。女子も大阪市平野区の会社員・井野光子選手(41)が2時間43分56秒で初出場初優勝した。 マラソンの運営には、市内外から多くのボランティアや地元の中学生、高校生たちが参加。また沿道でも地元住民たちが声援を送った。 また今大会では、ランナーが最後に挑むフィニッシュライン直前の約300メートルの通称〝激坂〟で、最後の力を振り絞ってもらおうと、ダンスやライブ、高校生DJブースなどが行われた。