逆走した乗用車が別の乗用車と正面衝突し、衝突された車を運転していた20代の男性が死亡 警察は逆走車の運転手を逮捕する方針 浜松市中央区
浜松市で逆走した乗用車が別の乗用車と正面衝突し、衝突された車を運転していた20代の男性が死亡しました。 早朝の国道1号バイパスで起きた凄惨な事故。 17日午前6時半ごろ浜松市中央区篠原町の国道1号浜名バイパス下り線で、逆走した乗用車が別の乗用車に正面衝突しました。 衝突された車を運転していた浜松市中央区高塚町の会社員の男性(23)は頭を強く打ち、病院に搬送されましたが、その後死亡しました。 逆走した車を運転していた20代の男性は、腹部や足を打つ軽傷です。 事故直後の現場を目撃した人は…。 現場を目撃した人: 「正直びっくりしましたけどね。追突かなと思ったんですけど、よりによって正面衝突だったんで。ありえない話ではないと思うんですけど、あそこで正直逆走はしにくいんじゃないかなと思うんですけどね」 事故の30分ほど前、「バイパスに停まっている車がある」などとの通報を受けて警察が駆け付けたところ、逆走した車は、バイパスの上り線坪井ICの手前に停まっていたといいます。 警察が声を掛けると急に走り出して逃走し、一度バイパスを下りた後、下り線の下り口から逆走したとみられています。 運転していた男性は酒を飲んでいたとみられ、警察は男性の回復を待って逮捕する方針で、危険運転致死の疑いも視野に捜査しています。 この事故の影響で現場付近の下り線は通行止めとなっていましたが、およそ6時間が経過した正午過ぎに解除されました。