社会人2年目の娘が「貯金をしたいから」と家に1円も入れません…。親としてどうするべきでしょうか?
家にお金を入れない娘……。親としてできることは?
全体では26%、20~30歳では36%の人が家にお金を入れていない点にも注目してみましょう。例えば「社会人2年目の娘が家にお金を1円も入れない」という場合は、親として何ができるでしょうか。 まず、一人暮らしをした場合のコストを一緒に計算してみるといいでしょう。職場の近くや自分が住んでみたいエリアの家賃を調べてみます。家賃は地域によって大きく差が出ますが、仮に6万円だったとすると、年間72万円が浮く計算です。 これに水道光熱費や食費なども含めて、実際に浮く金額を計算してみると、実家暮らしをすることでどれだけ金銭的なメリットを得られているかを知ることができます。娘の収入にもよりますが、仮に3万円ほどを家に入れたとしても、一人暮らしに比べれば貯金をする余裕は十分にあると考えられます。 それでも家にお金を入れたくない場合は、自室の掃除だけでなく、家全体の家事も手伝うなど、ルールを決められるかもしれません。 実家暮らしをする多くの人は、家事の苦労から解放されているケースが多いようですが、お金を入れない代わりに家事を分担することで、何らかの責任を果たしてもらえます。任せられる家事には、以下のようなものがあります。 ・洗濯 ・料理 ・買い物 ・食器洗い ・風呂・トイレ掃除 ・ペットの世話 ・ゴミ出し
実家暮らしにもメリットあり! 将来に備えることも教えよう
社会人になってからも実家暮らしをすることで、お金に余裕のない人や貯金をしたい人は、金銭面でのメリットを得られます。 「仕事で疲れて帰って来ても家事をしなくていい」「家族みんなで温かい食事を食べられる」といったメリットもあるでしょう。実家暮らしをする20~30歳の64%は、平均3万3623円を家に入れていることが分かりました。 もしもわが家の娘がお金を入れていない26%のグループに属する場合は、一度座って、実家暮らしでいくらくらい浮くのか計算してみるといいでしょう。それでもお金を入れたくない、入れるだけの余裕がない場合は、家事を分担するなどして、将来に備えることを教えましょう。 出典 保険マンモス株式会社 実家暮らしの方へのアンケート(PR TIMES) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部