井上尚弥、17年以来の年3試合目を歓迎「自分にとってもプラス」大橋会長は「メンタルもモンスター」【ボクシング】
世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31)=大橋=は、24日の統一王座防衛戦(東京・有明アリーナ)が2024年3試合目で、17年以来の年3試合。昨年は12月26日にタパレス(フィリピン)と世界4団体統一戦を行っており、1年間で見れば4試合で、すべて4団体のタイトルマッチ。他の世界王者は年間2試合が多く、異例のペースだ。 ◆松本人志、井上尚弥とのツーショット【写真】 井上尚は「年3試合は自分にとってもプラス。自分の体に対してもトレーニングに対しても一つ一つしっかり向き合うことができた。コンディション、モチベーションを含め、切らさずにできた。いい1年だったかなと」と歓迎した。 間近で見守ってきた大橋秀行会長は「パンチをもらっていなくてダメージもないし、メンタルもモンスターだから全然気にしない。身近にいるから、本気でそう言っているのがわかる。常在戦場(じょうざいせんじょう)だね」と目を細めた。 だからこそ、井上とは先のスケジュールまで話し合っているという。「普通なら先のことまで決まっているとプレッシャーになっちゃうけど、それがない」と大橋会長。井上も大橋会長も、来年は米国、サウジアラビア、そしてWBCバンタム級王者・中谷潤人(M・T)を視野に入れた国内ビッグマッチという構想を共有していた。
中日スポーツ