堂安律選手ら日本人選手が出場、ドイツのプロサッカーリーグ「ブンデスリーガ」の注目試合を全節無料放送
欧州五大リーグの一つ「ブンデスリーガ」。BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、11月3日(日)夜7時より毎週日曜に、日本人出場カードを中心としたブンデスリーガの注目試合を最終節まで全節無料放送する。本記事では、日本人選手も多く在籍する本リーグの見どころや注目選手について紹介していく。 【写真】シュトゥットガルトに所属するチェイス・アンリ選手 ■1シーズンで300以上の試合を行う「ブンデスリーガ」 ブンデスリーガは、歴代最多の優数回数を誇るバイエルンや、ドルトムント、フランクフルトなど、一度は耳にしたことのあるクラブを保有するドイツのプロサッカーリーグ。欧州のリーグの中でも多くの日本人選手がプレーした経験を持っており、将来を嘱望される世界的スターとしのぎを削っている。ブンデスリーガの最高位となる1部は、18クラブによるホーム&アウェイの2回総当たりとなっており、ドイツ各地で毎節9試合がおこなわれ、1シーズンの総試合数は300を超える。 今回11月3日(日)夜7時よりBS松竹東急で放送されるのは、シャビ・アロンソ監督のもと、昨シーズンにブンデスリーガ初の“無敗優勝”を遂げたレヴァークーゼンと、U-20日本代表でも活躍する若きDFチェイス・アンリ選手が所属するシュトゥットガルトの対戦(第9節)。また11月10日(日)夜7時からは、ドルトムントに勝利するなど開幕から好調のウニオン・ベルリンと、日本代表の堂安律選手が所属するフライブルクとの対戦(第10節)を放送する。 ■ブンデスリーガで活躍してきた日本人選手たち ブンデスリーガは欧州4大リーグの中で最も遅い1963年に創設され、当時はドイツ域内のクラブのみが参加していたが、東西ドイツ統一を経て1991-1992年シーズンから旧東ドイツのクラブがブンデスリーガに参入することとなった。 ちなみにブンデスリーガで初めてプレーした日本人は1977年~1986年にブレーメンほか3クラブで活躍した奥寺康彦選手。その後は高原直泰選手や稲本潤一選手、長谷部誠選手、小野伸二選手、そして2010年以降は内田篤人選手や香川真司選手、大迫勇也選手、乾貴士選手、岡崎慎司選手など名だたる選手がプレーしている。 ブンデスリーガには最高位の1部、そして2部と18クラブずつで構成されており、合計36クラブが参加している。その中で“絶対王者”と言われているクラブ・バイエルンは、歴代最多となる32回の優勝数を誇る強豪チームだ。ブンデスリーガの見どころはいくつかあるが、そのうちのひとつはバイエルン最大のライバルであるドルトムントを始め、他のチームが“打倒・バイエルン”を掲げて立ち向かう点。選手はもちろんファンも一体となり、ドルトムントの本拠地であるジグナル・イドゥナ・パルクでの試合は平均観客動員数が8万人を超えるほどの熱狂ぶりを見せている。 ■チェイス・アンリ選手、堂安律選手が所属するチームに注目 チェイス・アンリ選手が所属するシュトゥットガルトは、バーデン=ヴュルテンベルク州のシュトゥットガルトに本拠地を置くクラブで、1983年に設立された。2021シーズンでは最終節で遠藤航選手の活躍などで見事勝利し、1部残留を決めている。また同チームには、過去に岡崎慎司選手や細貝萌選手、原口元気選手などの日本人選手が所属していた。 そして堂安律選手が所属するフライブルクは、バーデン=ヴュルテンベルク州のフライブルク・イム・ブライスガウに本拠地を置き、1904年に設立された歴史あるクラブだ。かつてブンデスリーガの2部と3部を行き来していたが、1991年にフォルカー・フィンケ監督が就任したことで息を吹き返し、1993年にクラブ史上初の2部での優勝を果たし1部に昇格した。日本人選手は現在の堂安選手のほか、かつては矢野貴章選手が所属していた。 なお、リーグ戦にて勝利すると勝ち点「3」、引き分けの場合は勝ち点「1」、負けた場合は勝ち点「0」が与えられ、年間で最も勝ち点を積み上げたクラブが優勝となる。
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