軽やかな食べ心地の天ぷらを堪能! 予約困難店出身者による新店がオープン(大阪・日本橋)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
天ぷら 朔月(大阪・日本橋)
2024年9月2日、大阪・日本橋駅近くに「天ぷら 朔月」がオープンしました。大阪を代表する天ぷらの名店「旬彩天 つちや」出身の料理人が独立し、オープンした店です。
「旬彩天 つちや」は有名レストランガイドに数年連続で掲載され「食べログ 天ぷら 百名店」にも選出されている、大阪屈指の天ぷらの名店。大阪郊外の住宅地にあり、最寄り駅から離れているにもかかわらず数カ月先まで予約が埋まってしまう人気店です。
「天ぷら 朔月」の店主、北村さんは「旬彩天 ちや」で8年にわたり修業。満を持して独立し、身に付けた天ぷらの極意を披露する新店舗をオープンさせました。
場所は大阪ミナミの代表的な繁華街、宗右衛門町からほど近いエリア。周囲は“食い倒れの街”大阪にふさわしいグルメの名店がそろう、知る人ぞ知るグルメスポットです。「天ぷら 朔月」は、飲食店が軒を連ねるにぎやかな通りから一歩入った通りに面し、隠れ家の趣があります。
外観は純和風の端正な風貌。日本の美を追求した店内は、木がふんだんに使われ、温かみのある落ち着いた空間です。席数はカウンター席10席のみ。天ぷらを揚げていく様子を目の前で楽しむライブ感もごちそうの一つです。
いただける料理は、完全予約制「朔月おまかせコース」のみ。素材選びに定評のある「つちや」が監修した旬の食材や、店主北村さんの出身地、三重県尾鷲の食材などを取り入れ、天ぷらをメインに懐石料理を組み合わせたコースとなっています。
内容は季節によって変わり、マツタケや松葉ガニの季節には、これらの素材を組み込んだコースとなります。
「つちや」の天ぷらといえば、素材によって包丁の入れ方を変えるなど丁寧な仕込みと、熟練した職人技の軽やかな天ぷらが特徴。