「私の体調不良の原因は、夫だったんだ!」モラハラ夫の言葉や態度で、具合が悪くなる「夫原病」の実態とは【体験談】
妻が具合が悪くても、夫は心配もせずに妻を責める
『ある夜、私があまりにも辛く寝込んでいると、夫が冷ややかな目を私に向け「仮病を使って俺の気を引こうとしてるんじゃないだろうな。お前みたいに、家でダラダラしているだけの奴が疲れるわけないだろう?」と言ったのです。私は胸の奥が締め付けられるように痛み、何も言い返せませんでした。体調不良も彼にとっては「甘え」でしかないのだと一人で布団の中で泣いていました。 数ヶ月前から、私の体調はどんどん悪化していきました。夜は不眠に悩まされ、胃痛や頭痛、胸の苦しさが日常的でした。夫が仕事に出かけている間だけは、私がリラックスできる時間だったのです。その間は体調は悪くないのです。でも、数時間後に夫が帰宅し、また私に対して怠けていると言うだろうと想像するだけで胃がキリキリと痛みました。私は一人で耐えるしかないのです。』 夫原病が進行すると、症状はさらに深刻化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。夫の存在や言葉そのものが、妻にとって強いストレスとなり、身体的にも精神的にも健康を損ないます。家の中でもリラックスできず、夫のいる時間帯には心が緊張しっぱなしという状態が続くと、最悪の場合、健康の回復が難しくなり症状がずっと続くことになります。 また、お子さんがいる場合は、母が具合が悪い状態が続くと、素直な子どもらしさがなくなることもあります。また、子供が母親が父親を怖がっていると敏感に反応し、不安定な心を抱えながら成長してしまう場合もあります。 ▶この記事の【後編】では、友人に言われてやっと自分が悪くないと気がついたMさん。ある日、夫が一泊で不在だったとき、ある真実に気づいてしまった!…についてお伝えします。
モラハラ/HSP専門カウンセラー 麻野祐香
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