ヤクルト松本直樹「サイちゃんすっごい怒ってたんで…(笑)」が助っ人右腕の初勝利を攻守でアシスト
◇プロ野球セ・パ交流戦 ヤクルト6-3日本ハム(8日、神宮球場) ヤクルトが2本のホームランで日本ハムに逆転勝利し、今季初勝利を挙げたサイスニード投手と、攻守で支えたキャッチャーの松本直樹選手がそろってお立ち台に上がりました。 サイスニード投手は、今季開幕投手も務めますが、ここまで9戦勝ち星がなし。この日は1点を追う4回にサンタナ選手の3ランホームランで逆転すると、7回にはバッテリーを組む松本直樹選手に3ランが飛び出します。自身も6回97球1失点のピッチングを見せ、うれしい今季初勝利を挙げました。 サイスニード投手は「とてもうれしいですし、接戦だったんですけど良い守備もありましたし、松本選手がいいリードをしてくれて、今日勝つことが出来てとてもうれしいです」と松本選手をたたえます。 一方、松本選手は「もともとまっすぐが強いピッチャーなので、そのまっすぐを生かしながら、たびたび首を振られたときは、ああなるほどな、と。いろんな選択肢をサイちゃんがくれてるんで、そこで二人でベンチで話しながら出来たなと思います」とバッテリー間の連携を振り返りました。 また6回には、マルティネス選手へのきわどいボールがフォアボールとなり、怒りを見せる場面もあったサイスニード投手。その場面でのやりとりを聞かれた松本選手は「サイちゃんすっごい怒ってたんで…(笑)リラックスリラックスと言いに行きました」と明かしました。 さらに、7回には自身2年ぶりの今季1号3ランホームランで、助っ人右腕を攻守で援護。「サイちゃんなかなか勝ちがついていなかったんで、追加点ほしいなとベンチで思ってたので、自分が打てて良かったなと思います」と、終始サイスニード投手を思いやったコメントで喜びを表しました。