ガザのポリオ予防接種、半数完了 米が近く新たな停戦案
【エルサレム共同】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は6日、パレスチナ自治区ガザで1日から実施しているポリオの予防接種を35万5千人近くが受け、対象とする10歳未満の子ども約64万人の半数を超えたと発表した。5日時点の推計。感染拡大阻止には90%以上の接種率が必要とされる。 ブリンケン米国務長官は5日の会見で、ガザの停戦交渉を仲介する米国など3カ国がイスラエルとイスラム組織ハマスの隔たりを埋める新たな停戦案を「数日以内に共有する」と語った。イスラエルのネタニヤフ首相は5日、米FOXニュースで、停戦交渉の妥結は「残念ながら近くない」と明言。せめぎ合いが激化している。