社会人2年目の24歳が「デカすぎる!」と会場をザワつかせた太い腕を披露 ハイレベルな戦いを制し、国際大会への切符を獲得
7月18日(木)東京ビッグサイト特設ステージにて開催された、SPORTEC CUP2024。7月16日(火)~18日(木)で開催された日本最大のスポーツ・健康産業に関する国際的な総合展示会であるSPORTEC2024の最終日に、日本トップレベルのオーバーオール戦(身長、体重関係なく競われる戦い)が行われた。 【写真】「なんてデカさ!」井上太平選手のパンパンに隆起した肩、腕 その中で、マスキュラーフィジークで優勝に輝いたのが井上太平(いのうえ・たいへい/24)選手。現在社会人2年目、24歳の若武者がハイレベルな戦いを見事制した。
2023年、階級別の日本一を決める戦いであるオールジャパンフィットネス選手権では、同カテゴリーで3位の成績を残した井上選手。 「去年のオールジャパンで3位に終わり、弱点部位を徹底的に鍛え直してきました」と大会後に語った井上選手は、特に胸と肩のトレーニングに力を入れてきたという。 「肩のトレーニングでは、これまでの倍のセット数をこなしました。サイドレイズはこれまで6セットだったところを12セット、という形でボリュームを増やして強化してきました」と話してくれた井上選手。 現に、井上選手がステージに出てきた瞬間、隆起した肩と腕の筋肉が目立ち、会場からもザワつきが起こっていた。実際の審査結果は文句なしのオール1位を獲得したが、会場で見ていても、井上選手の優勝は間違いないと誰もが分かるほどの違いを示していた。 また、肩だけでなく腕のトレーニング、特に上腕三頭筋の鍛錬に力を注いできた井上選手。「フレンチプレスをEZバーを使って、メンズフィジークやマスキュラーフィジークに必要な外側の筋肉を狙って鍛えてきました」と、アウトラインを形成する上腕三頭筋の外側の筋肉を刺激し、強化してきたと語った。
現在、社会人2年目でパーソナルトレーナーとして働く井上選手。「今回クオリファイを手に入れたので、アーノルドクラシックヨーロッパに出場します」と次なる目標を語った。国際大会の舞台で、自分の身体がいかに評価されるのかを確認したいのだという。 「最終的には世界大会で優勝したい」と力強く語った井上選手。このSPORTEC CUPの勢いそのまま、国際大会の舞台での活躍が期待される。
取材:FITNESS LOVE編集部