31歳のケインは2026W杯でも“イングランド代表FW1番手”で固定すべき? 今季立ち上がりのパフォーマンスに疑問も
直近のゲームでは結果を残せず
長らくイングランド代表の絶対的存在であり続けるFWハリー・ケイン。イングランド代表の歴代最多得点記録保持者であり、前監督ガレス・サウスゲイトの下でも常にセンターフォワードを任されてきた。 しかし、ケインも31歳。まだまだ所属するバイエルンで結果を出しているとはいえ、2026年のワールドカップへケインをセンターフォワードで固定し続けるべきなのだろうか。 独『Bavarian Football Works』は、バイエルンを含む最近のパフォーマンスに不安を抱いている。バイエルンでも今季は開幕からリーグ戦6試合で5ゴールを記録しているが、1-1で引き分けたレヴァークーゼン戦、3-3で引き分けたフランクフルト戦、0-1で敗れたチャンピオンズリーグのアストン・ヴィラ戦では得点を奪えなかった。 レヴァークーゼン戦ではシュートを1本も打てず、フランクフルト戦とアストン・ヴィラ戦の2試合では枠内シュート1本しか打てていない。ボールタッチ数もフランクフルト戦とアストン・ヴィラ戦の両方とも34回と少なくなっていて、ゲームに与えた影響力は限定的だった。 イングランド代表では13日にネーションズリーグでフィンランドと対戦したが、68分までプレイしたケインはボールタッチが29回と少なく、放ったシュートも1本のみだった。 同メディアはこれらのパフォーマンスを問題視しており、ちょっとしたスランプなのかと気にかけている。僅か数試合得点が無かっただけで騒がれるのは一流ストライカーの宿命とも言えるが、バイエルンでは得点量産&チームタイトル獲得が求められている。それを果たせなかった場合は批判がくるはずで、それはイングランド代表でも同様だ。 31歳を迎えているケインは2年後までトップレベルを維持できるのか。バイエルンとイングランド代表はこのあたりを慎重に見極める必要がありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部