PSG、エンリケ監督と2027年までの契約延長で合意か…クラブ再建を目指す首脳陣は長期的な在任を希望
リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)が、クラブを率いるルイス・エンリケ監督と契約延長で合意したようだ。17日、フランスメディア『RMC』が伝えている。 現在54歳のエンリケ監督は、現役時代にレアル・マドリードやバルセロナなどでプレー。2004年に選手を引退し、バルセロナ・アトレティック(Bチーム)で指導者へと転身した。以降はローマとセルタを経て、2014年夏にバルセロナのトップチームで指揮官に就任。1年目からチャンピオンズリーグを含む三冠を達成するなど、クラブを数多くのタイトル獲得に導いた。その後はスペイン代表を率いてFIFAワールドカップカタール2022を戦い、昨年7月にPSGの監督に就任。昨シーズンはリーグ・アン制覇、クープ・ドゥ・フランス制覇、トロフェ・デ・シャンピオン(スーパーカップ)優勝を達成した。 PSGとの現行契約が今シーズン終了後に満了を迎えるエンリケ監督。クラブ側は指揮官との契約延長に向け動きを進めていると報じられていたが、『RMC』によると両者が2年間の延長で合意に達したという。クラブの再建を目指すPSG上層部は、エンリケ監督就任以降の安定した成績に対して厚い信頼を寄せており、指揮官の長期的な在任を望んでいるようだ。 PSGは、今シーズンの開幕からリーグ戦で無敗を維持。5勝2分を記録してモナコに次ぐ2位につけており、19日にはリーグ・アン第8節のストラスブール戦を控えている。
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