新本部ビルの建設着手 十六FG、27年10月開業へ
【岐阜】十六フィナンシャルグループ(FG)は16日、グループ各社が入居する複合ビル「16FGオフィス&パーク」の建設に着手すると発表した。岐阜市の旧本庁舎の跡地活用事業の位置付け。十六銀行が創立150周年を迎える2027年10月の開業を目指す。 建設予定地は岐阜市本庁舎跡地(岐阜市今沢町18)。敷地面積は1万1868平方メートル。建物は地上7階、地下1階。鉄骨・鉄筋コンクリート造り。延べ床面積は約3万7500平方メートル。来年2月に着工し、27年7月の完成、同年10月の開業予定。 建物には敷地の東西を結ぶ開放的な通り抜け空間を設け、1~3階の低層階は、3つの大きな吹き抜け空間に緑や水辺を配置することで、市民の憩いの場を演出する。市民が利用できる施設も配置する。 1階は飲食物販売や駐輪場、2階はテラスや十六銀行の店舗などが入る。3階には食堂を設け、市民も利用できるようにする。4~7階は十六FGの本部をはじめ、グループ各社の本部として活用する。