スペック最強は誰だ!? 日本代表、最新メンバー能力値ランキング14位。決定力ヤバすぎ!? 三笘を脅かす絶好調な男
10月シリーズのワールドカップ(W杯)アジア最終予選でも錚々たる選手が名を連ねるサッカー日本代表はファンを魅了してくれた。そんな彼らの能力を数値化するのは極めて困難なことは承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は10月16日現在。『transfermarkt』を参照)
14位:中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 生年月日:2000年7月28日 市場価値:1000万ユーロ(約16億円) 24/25リーグ戦成績:7試合4得点1アシスト 日本代表通算成績:13試合8得点1アシスト 中村敬斗は最高の形で10月の日本代表での試合に臨んだ。所属するスタッド・ランスでは、9月の代表ウィーク明けのナント戦で今季初ゴールを決めると、そこから4試合連続でゴールネットを揺らして日本代表に合流している。 中村は4試合連続ゴールを記録していることからもわかるように得点力に優れた選手で、「攻撃」の能力値は「83.3」と、日本代表でもトップクラスの数値を叩き出した。 フィニッシュの上手さはタレント揃いの現代表でも随一だろう。カットインからコースを狙うシュートだけでなく、逆サイドからのクロスに泥臭く飛び込む嗅覚も持ち合わせており、あらゆるパターンでゴールネットを揺らす。 リーグ・アンで結果を出している一方で、日本代表では同じポジションのライバルに「スキル」や「攻撃」で上回る三笘薫がいることから不動のスタメンに定着することができていない。 しかし、オーストラリア代表戦の後半は途中出場の中村が[3-4-2-1]の左ウイングバック(WB)、三笘が左のシャドーに入り、これまでにはない形で2人がピッチ上で共演した。その後に中村のクロスからオウンゴールが生まれており、11月以降の代表戦ではこの形が継続して見られるかもしれない。
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