【朝日杯FS見どころ】アルテヴェローチェが無敗でGI制覇だ
テン良し中良し終い良しと大物感十分のアルテヴェローチェ。初めての京都コースでも問題なく、ここも勝ち負け必至。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】アルテヴェローチェこれまでの軌跡 ■12/15(日) 朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・京都芝1600m) アルテヴェローチェ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)は2戦2勝で、その2戦がともに控えて終いを生かす競馬だが、スタートは抜群に速い部類。それでも前に行かず折り合い重視で最後に脚を生かす競馬は何とも好センス。特に前走のサウジアラビアRCは稍重の馬場状態ながら速い時計で快勝だった。先週の1週前追い切りでは好時計をマークして動き、態勢も万全。無傷のGI制覇も可能性は高い。鞍上は武豊騎手。 パンジャタワー(牡2、栗東・橋口慎介厩舎)も2連勝で重賞を制覇した好素材。マイルの経験はないが、前走で好発を切りながらも控えて脚を溜めたレース内容から、距離はこなせそうだ。着差は僅かでも非常に勝負根性に秀でており、大舞台で更に力を発揮しそうなタイプ。ここも上位争いは必至だ。鞍上は松山弘平騎手。 その他、異なる脚質で好走しているタイセイカレント(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)、初勝利が大楽勝だった良血アルレッキーノ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)、同じ舞台で強い勝ち方だったアドマイヤズーム(牡2、栗東・友道康夫厩舎)、京都で2勝を挙げているミュージアムマイル(牡2、栗東・高柳大輔厩舎)、決め手鋭いニタモノドウシ(牡2、美浦・高木登厩舎)なども好走の圏内。発走は15時40分。