インドGDP、5.4%増に減速 都市部で消費低迷 7~9月期
【ニューデリー時事】インド政府が29日発表した2024年7~9月期の実質GDP(国内総生産)は速報値で前年同期比5.4%増だった。 伸び率は6.7%だった前期から鈍化し、7四半期ぶりの低水準だった。製造業や鉱業・採石業といった分野の落ち込みが目立った。 ロイター通信は、食品価格高騰に伴う都市部の消費低迷が響いたとのエコノミストの見方を伝えた。国際通貨基金(IMF)は10月に発表した経済見通しで、インドの24年度(24年4月~25年3月)の成長率を7.0%と予想している。