近江、決勝もエース・山田陽翔が先発 球数制限は116球 センバツ
第94回選抜高校野球大会は最終日の31日、近江(滋賀)―大阪桐蔭による決勝の先発メンバーが発表され、近江は今大会を一人で投げ抜いているエースの山田陽翔(はると、3年)が先発投手に名を連ねた。山田は今大会、これまで全4試合で完投し、「1週間500球以内」の球数制限があるため、決勝の投球可能数は116球となっている。打順はこれまでの4番でなく9番に下がった。 【浦和学院vs近江 山田の鬼気迫る力投を写真で】 日本高校野球連盟は投球過多による障害予防などのため、2020年から「1人の投手につき1週間500球以内」の球数制限を導入した。山田が「500球」に到達した場合、春夏の甲子園で初の適用となる。 地方大会では、柴田(宮城)の谷木(やぎ)亮太投手に対し、20年秋の東北大会決勝で球数制限が適用された。準決勝までに481球を投げ、決勝では19球しか投げられなかった。柴田は翌21年春の甲子園に出場した。【木村敦彦】 ◇決勝戦もライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では、決勝もライブ中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。