【MLB】パイレーツ・スキーンズが5回2安打9奪三振の無失点ピッチングで11勝目 防御率は1点台に
【パイレーツ2-0レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク
日本時間9月23日、パイレーツは敵地グレートアメリカン・ボールパークでのレッズ3連戦の最終戦を迎え、先発ポール・スキーンズの好投もあって2対0で勝利。同地区対決3連戦のスイープ負けを回避した。スキーンズは5回73球を投げて被安打2、奪三振9、与四球0、失点0の好投で11勝目(3敗、防御率1.99)をマーク。パイレーツ5番手のアロルディス・チャップマンが11セーブ目を挙げ、レッズ先発のハンター・グリーンは3回2安打1失点で5敗目(9勝)を喫した。 【動画】パイレーツのポール・スキーンズが9つの三振を奪う パイレーツは故障者リストからの復帰登板となったグリーンに対し、1回表一死からオニール・クルーズの21号ソロで先制。スキーンズが4回までに8つの三振を奪う快投を見せるなか、5回表にはニック・ヨークにメジャー初本塁打となる1号ソロが飛び出し、2対0とリードを広げた。スキーンズは5回裏を三者凡退に抑え、5回73球で余裕をもって降板。追加点を奪うことはできなかったが、4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑え、2対0で逃げ切った。 ジャクソン・メリル(パドレス)、ジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)、今永昇太(カブス)との熾烈な新人王争いを演じているスキーンズは、5回2安打無失点の好投で11勝目を挙げ、防御率は1点台に突入(1.99)。新人王受賞に向け、大きなアピールになったと言えるだろう。8球しか投げなかったチェンジアップで7つの空振りを奪い、9奪三振のうち6つはチェンジアップで奪ったもの。レッズ打線に二塁すら踏ませない好投だった。新人王争いはメリルが最有力候補と目されているが、最後まで防御率1点台を維持することができれば、逆転での新人王受賞も十分に有り得そうだ。