村西とおる監督、高須克弥院長らトークイベントでダウンタウン・松本人志にエール
AV監督の村西とおる監督が、「ありがとう、松ちゃん~松本人志問題をぶった斬る!」の刊行記念トークショー「村西とおるトークライブ in 東京 ~男塾祭~ありがとう、松ちゃん」を開催した。 【写真】イベントに登壇した石原希望、霜月るな、木下博勝、西原理恵子、高須克弥、村西とおる、藤かんな ■村西とおる監督がダウンタウン松本人志を応援するイベントを開催 本書は、活動休止中の松本人志を応援する多くのファンから届いた松本への応援の声を集め、さまざまな分野で活躍する見識豊かな知識人や論客、専門家が寄稿し、一冊の書籍にまとめたもの。 今回のイベントには「ありがとう、松ちゃん」応援委員会の発起人である村西とおる監督をはじめ、高須クリニックの高須克弥院長、漫画家の西原理恵子氏、ジャガー横田の夫で医師の木下博勝氏、セクシー女優の石原希望、霜月るな、藤かんなが登壇した。 まずは村西監督が登場。「お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません。本日はようこそいらっしゃいました」とあいさつし、ホラ貝の笛を鳴らした。そこから軽快なトークを展開し、客いじりなども含めて会場を盛り上げていく。女性に笛をプレゼントするという場面も。 続いて、村西監督の呼び込みで石原、藤が登壇。村西監督に促されて2人は客席に向けてセクシーなせりふを連発していく。 ■がんと闘病中の高須克弥院長も駆けつける 「ありがとう、松ちゃん」応援委員会の高須院長は、パートナーの西原氏と一緒に登壇。がんとの闘病生活中で普段は就寝している時間だが、松本について話すために駆けつけたという。 「僕と境遇がよく似ているんです。デビューした時に僕のラジオ番組にゲストで、売り出し中のダウンタウンだよって。僕はダウンタウンが出たころは、黒木香さんと夜の番組で絶倫院長として売り出していました」と松本と出会った頃を振り返る。 「『週刊文春』にはひどくやられた。やられても全然楽しく相手をしていたんだけど、そのうち国税が目をつけて、本当かもしれないと裏を取り始めたんです。だいたい間違っていたけど、国と戦っているときは最高裁まで行って10年戦った。結局、負けたのは国にだけですね。文春には負けていませんから」と自身の経験を語った。 そして、「松ちゃんがやられている状態を見ていると、なんか自分の姿を見ているみたいで。支えるつもりなんだけど、いろんなしがらみがあり、面倒な話になっているんですよね。でも、どう考えても松ちゃんは100%勝つと思うんですよ。戦うんだったら徹底的に戦ってほしいけど、早く戻ってきてほしい」と、松本への思いも伝えた。 ■木下博勝氏は自身の裁判を振り返り、松本にエールを送る 木下氏は「皆さん、こんばんは。ジャガー横田の夫、本名は木下と申します!」とあいさつし、自身の「週刊文春」との裁判についての経緯などを説明。 そして、「松本さんの裁判は一見不利なように感じますけど、どうやらA子さんB子さんに関しての取材がいい加減だったであろうというところまで来てると聞きました。だとしたら、松本さんは相当有利です」と語り、「松本さんには裁判に勝って、名誉を回復して、一日も早く芸能界に戻っていただいてほしいですね」とエールを送った。 霜月は「大阪の飲み会に参加していたんですけど、ぶっちゃけ記事に書いてあることと実際にあったことが違い過ぎてて、記事を読んだ時にめちゃめちゃビックリしたんですよ」と、報じられた飲み会に参加していたことを明かし、その内容が違っていたと伝えた。 「私がセクシー女優なんで、松本さんのイメージが悪くなったらどうしようかと思った」と、最初は声を上げることに躊躇したと言うが、「ここで救えるのは私しかいいへんかもと思ったんです」と意を決して行動に出たと語る。 中傷コメントも多数受けたが、松本ファンからの応援メッセージも多く届き、それが励みになったとも語った。 最後に、村西監督は「弱い立場にある人間に対しての“思いやる心”を皆さまにお持ちいただければと思います」とあいさつしてイベントを締めくくった。 ◆取材・文=田中隆信