[アクア]で高級感はやりすぎレベル? 高級感マシマシの特別仕様車がマジで買いすぎる
現行型の2代目は2021年に登場したが、走りが進化する一方で、あともうちょっと質感が上がれば良いなとの声があったアクア。しかし、2024年4月にネガを克服すべく特別仕様車を出したのだがこれが結構イイ。特別仕様車ラフィネは、過去最高のアクアになりそうだ。 【画像ギャラリー】茶色が効いてるなぁ!!アクア特別仕様車の内装がレクサス並だから見て!!!!(16枚) 文:佐々木 亘/写真:トヨタ
■洗練されたアクア!その名はラフィネ
2024年4月3日、アクアに一部改良が施された。大きな改良点は、Zグレードにブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニター、自動防眩ミラー(ドライブレコーダー付)の4つが標準装備されたことだ。 特別仕様車ラフィネは、大きく改良されたZグレードをベースにしている。 そもそも現行型のアクアは、登場以来、上級モデルからダウンサイジングするユーザーの、大きな受け皿になってきた。乗り味がしっとりと落ち着いたことで、上級セダンやSUVからの乗り換えが進み、乗換えユーザーの多くは最上級のZグレードを選択している。 ただ、最上級のZグレードなのだが、内外装の質感に対して不満があった。他メーカーのライバルと比べると、高級感や押しの強さがイマイチなのである。日産のオーラなどは、プレミアムコンパクトとしての独自性を強く打ち出し、支持を拡大しているのだが、こうした点でアクアは弱かった。 不満を解消すべく登場してきた特別仕様車。テコ入れは万全なのだろうか。
■良くも悪くも見た目を良くする改良
改良の内容は、超見た目重視である。走りの素性が良いアクアだからこそ、見た目の改良に全振りできたとも言える。 エクステリアの変更点は7つ。ブラックorダークグレーに塗り分けられるツートンルーフとルーフ同色のドアミラーカバー・アウトサイドドアハンドル・ルーフスポイラーがアクセントをつける。グリルモールと専用アルミホイールにはブロンズメタリック塗装が施され、見た目の質感は大きく向上した。 インテリアにはブロンズメタリック加飾を、助手席アッパーボックス・インパネ・フロントコンソールに配置し、落ち着いたテイストへ変更。販売店オプションに設定されたシートカバー・専用フロアマットを取り付ければ、寂しかった内装は一気にモダンな雰囲気へと生まれ変わる。 ベース車からは10万2000円の価格アップになるが、十分に元は取れている仕様変更だろう。ラフィネで、他とは違う独自性の高いアクアに変した。