軽くて暖かいってやっぱり最高!人気アウトドアブランドの“イチ押し”ダウンジャケット5選
4. 保温性に加え、技ありポケットで収納力もブラッシュアップ
Karrimor(カリマー) 「ネビスダウンジャケット」(5万3900円) 1946年に英国で誕生したリュックサックブランドをルーツとする『カリマー』。総合アウトドアブランドへ成長を遂げた近年はダウン人気もうなぎ上り。たとえば、ベージュと黒のツートーンカラーが英国らしい品のよさを感じさせる「ネビスダウンジャケット」。 たっぷりと封入された上質なダウン&フェザーをはじめ、風を防ぐ高密度ナイロンの表地、ダブルフラップの前立て、袖先のインナーカフなど保温性を高める工夫を随所に施しています。背面と両脇には動きやすさを高めるためにポリウレタンがミックスされたストレッチナイロンを使用。 ブランドの語源が「carry more=もっと運べる」だけあって、収納力へのこだわりも光ります。 雪や雨の浸入を防ぐジッパー+フラップ仕様の大型のチェストポケットに加え、内側にはグローブやゴーグルも楽々収納できるメッシュのインナーポケットが装備されています。優れた収納力は、冬のアウトドアシーンだけでなく、タウンユースでもアドバンテージとなることでしょう。
5. スイスブランドらしい洗練デザインに秘められた多彩な機能性に注目
MAMMUT(マムート) 「グラビティ IN フーデッド ジャケット AF」(4万7300円) 1862年創業というアウトドアブランドの中でも長い歴史を持つ『マムート』は、スイスブランドならではの高い品質とアルプスで培われたクライミングへの深い知識を駆使したプロダクトが売り。その実力を物語るのが、上質な750フィルパワーのグースダウンがたっぷり封入されたフーデッドダウンです。 一見シンプルなデザインながら、スペックは本格派。ダイヤモンド状の糸で高密度に織られたパーテックス ダイヤモンド フューズの表地は超軽量、撥水性、そして耐摩耗性に優れます。 ディテールも技ありで、左胸のほか、サイド、内側にも撥水ジップのポケットを装備。また、動きやすさを確保した2WAY仕様のフロントファスナーや操作しやすいよう引き手がついたジップタブ、持ち運びに便利なスタッフサックなど随所に機能性ディテールがちりばめられています。 タフに使えて、収納力も抜群。おまけに着こなしやすいシンプルデザインとくれば、人気が高いのは当然でしょう。 今シーズンのアウター戦線も依然としてダウン人気が継続。あちこちのブランドからダウンジャケットがリリースされ、選びきれないほどの選択肢が存在します。とはいえ、「ダウンとは何か?」を考えれば、つまるところ“防寒ギア”。ならばフィールドで培われた機能性を持つアウトドアブランドにアドバンテージがあるのは明らかです。 さらに今回は、着こなしの主役となる存在感や大人っぽいカラーリング、コーディネイトのしやすさといったデザイン面も重視。いずれのダウンジャケットも、サッと羽織るだけでスタイリングがサマになる、この冬の勝負アウターです。
<文/押条良太 メイン写真/五十嵐 真>