「中学受験は必要?」夫婦ともに研究職の共働き夫婦が、過熱する中学受験に思うこと
子供の学歴って、どれくらいが適正なのだろうか…夫婦でも何度も話し合っていることです。 【漫画で読む】中学受験する?それとも公立?経験者が振り返る、それぞれの道で得られたもの 私は、大学を浪人しています。 高校時代、私は全くと言ってよいほど勉強していませんでしたし、高3になって慌てたところで、地頭も良くないため、現役合格には全然間に合いませんでした。浪人をするかどうか、とても悩みました。『同学年が先輩になる』、『自分が1学年下になる』ことはプライドの高い自分にはとっても厳しい決断でした。 それから20年の月日が経ち…… 就職活動の際にもビビるほど採用で落ちまくりましたが、ギリギリ引っ掛かった今の所属企業に新卒から勤めています。周りには、華々しい経歴の方が数多くいます。日本最初の大学だったり、ノーベル賞受賞者を国内で一番多く輩出した大学を出た人。偏差値だけで表現すると眩しすぎて目が開けられません。
事前に伝えたのに、上司から「俺は聞いていない」と言われたり、お喋りやさぼってばっかりの人が残業して残業代をかっさらっていたり、上司へのゴマすりやアピールが上手い人が出世したり……。 もう、何千回も小さな『あ~あ』を経験し、そっと消化しています。でね、これは私の浅い、幼児用プールくらいの狭い範囲の人間関係から得ているデータなので、そこまで鵜呑みにはしないでいただきたいのですが……。 この人、『成功する確率が高い人』だな!とか、自社・他社問わず『凄い結果を残している』という人が時々います。10年以上社会人を続けている人の中で、そう感じさせる人は本物です。 ちなみに、入社数年で注目される人は、日本企業の場合、どちらかと言うと『広告塔』。 本人の能力よりも、『若さ』や『タイミング』で引き上げられている時があります。私も若い頃、メディアに取り上げられる他部署の若手と自分を比べ、能力がここまで違うのだ……と嘆いていましたが、何のことはない。15年以上経った今、その若手はただのオジサンになっています(まぁ、私もただのオバはんですが)。