交尾のとき以外、狭いケージに閉じ込められた日々から解放…筋力不足でソファにも乗れなかった繁殖猫、家族と歩む新しい日常
家族とともに歩むふくまるちゃん
ふくまるちゃんは、今年5歳になりました。お腹の調子が悪いほか、目やにやよだれが出やすく、ほかの猫よりもケアをしなくてはなりませんが、娘さんも積極的にケアに関わっています。 「娘は、ふくまるのことを守らなきゃいけない存在だと感じているようです」 ふくまるちゃんは、体こそ小柄ですが、好奇心旺盛で遊び好きな性格。ボール遊びが大好きで、階段から落としたボールをくわえて飼い主さんのもとに持ってくることもあります。冬には膝の上で眠り、ヨダレの染みができることもあるそうですよ。 「過酷な暮らしを乗り越えて、我が家にやって来てくれたこと、そのご縁に心から感謝しています。ふくまるが『このおうち、居心地がいいなぁ』と思ってくれていたら嬉しいです」 ふくまるちゃんが家族に与える愛情は計り知れません。家族全員でその健康を守りながら、未来へ続く温かな日常をともに歩み続ける姿が目に浮かぶようです。 (まいどなニュース特約・梨木 香奈)
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