毎日暑いので「シャワーだけ」しか浴びていません。お風呂につからないと、どれだけ節約になるのでしょうか? シャワーとの“費用差”はどのくらいですか?
暑い日が続き、お風呂につからずにシャワーだけで済ませるという人も多いのではないでしょうか。その際、お風呂を沸かす場合とシャワーのみの場合ではどのくらい費用に違いがあるのか気になる人もいるかもしれません。 本記事では、お風呂につかる場合とシャワーの場合のみの場合について、水道代・ガス代のそれぞれの点から比較していきます。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
毎日お風呂につかる人の割合とは?
暑いからシャワーだけで済ませるという人と、湯船につかっているという人の比率はどのくらいなのでしょうか? バスリエ株式会社の入浴に関する調査によると、湯船につかる頻度の割合は次のようになっています。 ・ほぼ毎日:78.13% ・ときどき:15.14% ・あまりつからない:3.92% ・シャワーのみ:2.81% ほぼ毎日湯船につかる人の割合が一番多い一方で、「ときどき」や「あまりつからない」「シャワーのみ」という人の割合も一定数いることが分かります。
お風呂につかる場合とシャワーだけの場合の水道代の費用差は?
居住地域によって水道代は変わりますが、東京都に住んでいると仮定してお風呂を沸かす場合とシャワーで済ませる場合のコストについて考えていきましょう。水道代1リットル当たりの単価を0.24円として計算します。 まずお風呂を沸かした場合です。肩までつかれるほどの水量の約200リットルをためるとすると「0.24(円)×200(L)=48円」かかります。一方、シャワーを10分間使用した場合はおよそ120リットル使うことになるため、水道代は「0.24(円)×120(L)=28.8円」となります。 1人暮らしなどシャワーを使用する人数が少なければ少ないほど、シャワーのみ使用する場合の水道代は安くなります。入浴する人数が多い場合はシャワーの使用量が多くなりコストがかかってしまいますが、湯船につかる場合でもシャワーを使用することがある点を考慮しなくてはいけません。 湯船につかる場合は、お風呂を沸かすのとシャワーの両方のコストがかかると考えると、シャワーのみのほうが費用を抑えられるといえるでしょう。