藤川新監督の下で“ピンチ”に…?阪神、厳しい立場となり得るベテラン(5)FA残留で“4年契約”も…?
2024年限りで岡田彰布監督が退任し、2025年シーズンから藤川球児新監督が指揮を執る阪神タイガース。プロ野球では指揮官が代われば、起用方針も変わることが多い。藤川監督の就任初年度となる来季は、戦力層が大きく変わる可能性もありそうだ。そこで今回は、藤川新体制でピンチの立場となり得るベテラン選手を紹介したい。
坂本誠志郎
・投打:右投右打 ・身長/体重:176cm/80kg ・生年月日:1993年11月10日 ・経歴:履正社高 - 明治大 ・ドラフト:2015年ドラフト2位 今オフ、新たに4年契約を結んだ坂本誠志郎。チームに不可欠な存在となっているが、来季は若手選手との激しい競争が予想される。 明治大から2015年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューを果たし、一定の出場機会を得た。 すると昨季は、梅野隆太郎の離脱もあって自己最多の84試合に出場。扇の要としてチームを支え、リーグ優勝・日本一に大きく貢献した。 また、同年は盗塁阻止率.355を記録したスローイングに加え、卓越した捕球技術も評価され、ゴールデングラブ賞を受賞。 今季は梅野との併用となり、64試合の出場で打率.223。岡田彰布監督時代には梅野との捕手2枚体制が敷かれていたが、藤川球児新監督が就任し、一軍争いが激化する可能性がある。 守備面では一定の評価を得ている坂本、課題である打撃を磨き、絶対的正捕手の座を掴みたい。
ベースボールチャンネル編集部