韓流俳優が「戒厳歓迎」「スパイ死刑」発言…「どの時代に生きている?」非難集中で釈明と謝罪
【12月06日 KOREA WAVE】韓国のミュージカル俳優であるチャ・ガンソクが、「戒厳を歓迎」「スパイを死刑に」との投稿を自身のSNSに掲載したことで批判を浴び、最終的に謝罪を表明した。 チャ・ガンソクは4日、自身のInstagramに「スパイが多すぎる。戒厳を歓迎する。スパイをすべて捕まえて死刑にしてください」と投稿。また、国会で非常戒厳の解除要求決議案が可決された状況について「ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は手持ちのカードを早く見せなければ、すぐに弾劾されるだろう」と書き込み、注目を集めた。 これらの投稿に対し、ネットユーザーからの批判が殺到した。「自由民主主義が何かわかっているのか」「歴史の勉強をどうしたのか」「今どの時代に生きているんだ」といった非難のコメントが寄せられた。チャ・ガンソクはコメント欄を閉鎖する一方で、翌5日に改めて謝罪文を掲載し、「多くの関心をいただき恐縮している。最近のスパイ問題で敏感になっていた中、反国家勢力の一掃を期待してあのような投稿をしてしまった」と述べた。 また、現政権や社会の分裂的な雰囲気に言及し、「偏った思考や利益追求ばかりに集中し、互いを憎むように仕向ける現状が残念だ」と主張したうえ「スパイを嫌悪しているだけで、大統領を擁護するつもりも、皆さんを否定するつもりもない」と釈明した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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