岡山県津山市、市営住宅家賃を過大徴収 7世帯から計14万1千円
岡山県津山市は28日、2020~24年度の市営住宅の家賃算定を誤り、7世帯から計14万1千円を過大徴収していたと発表した。対象者に返金手続きを進める。 市によると、70歳以上の親族を扶養している世帯に適用する老人扶養控除を、入居名義人が70歳以上で同居者に扶養されている世帯の家賃に反映していなかった。市が適用外と誤認していた。過徴収は1世帯当たり月額3700~100円という。 7月に国の注意喚起の通知を受け、書類が残る20年度以降の家賃を点検し、誤りが発覚。19年度以前については確定申告書など収入を証明できる書類を提出し、過徴収が確認できれば返金に応じる。 市都市建設部は「該当者には大変申し訳ない。制度や法令を正しく理解し、チェック体制の強化を図る」としている。