小池都知事が定例会見5月13日(本文2完)都のワクチン開発にクウェートが関心
産油国との連携は常に必要
日本経済新聞:日経新聞の牛山です。幹事社さんの質問にちょっとかぶるんですけれども、今回の海外出張において、都が進められているほかの、ワクチンですとか交流以外の、例えば都で進められているHTTですとか、その辺りの政策への期待みたいなものってあるんでしょうか。 小池:今申し上げましたようにクウェートやUAEというのは、日本への石油やガス、また、エネルギー産品の輸出が、輸出元であります。こういったところと直接話をするということで、連携ということをお願いしたい部分かと思います。思い出せば3.11のときにクウェート、例えばクウェートは100万バレルでしたかね。日本円にして、当時のお金で400億円近い支援をしてくれました。それが今、三陸鉄道の車両になって、人々の足の確保につながっていったということもあります。こういったことも含めまして、産油国との連携というのは常に、有事の際も、そして平時の際も必要になってくるかと思います。 また、産油国ではありますけれども、彼らも先のことを考えていまして、むしろ再生エネルギーなどへの思いは非常に強いんですね。そういったところを日本の技術とともに連携していくというのも、ウィンウィンになってくるというふうにも考えておりますので、いろんな対話をしてくれるかと思います。また、それを楽しみにしております。 日本経済新聞:もう1点お願いします。渋谷区の旧国立児童館の、こどもの城の改修計画の見送りを。 小池:別件? 別件は、次いきましょう。Arab Newsの【ナリタ 00:34:11】さん、どうぞ。はい。ミュート。
中東出張ではどなたに会う予定か
Arab News Japan:Arab News Japan、ナリタでございます。聞こえますでしょうか。 小池:はい。 Arab News Japan:私ども、サウジアラビアの英字新聞でございまして、小池知事にも日本版創刊の際には注目をいただきましてありがとうございます。今回初めて参加させていただきます。お話が戻りますが、今回のクウェート、UAEのご出張につきまして、先ほどから大切なのは人間関係というお話がございました。やはりアラブの国々の方々を理解されておられる知事ならではのお考えかと思います。もし、新たにお決まりになられたご訪問先や、どなたに具体的にお会いになられるのか、お聞かせ願えればと思います。また、私どもサウジアラビアの新聞でございまして、もし今後サウジアラビアと何かプロジェクトか、または計画しておられること、お考えになられていることございましたらお聞かせくださいませ。よろしくお願いいたします。 小池:今回は非常に時間の制約もあって、クウェート、UAEの2カ国となりました。それぞれのテーマ、また、クウェートではお亡くなりになったシェイク・サバーハの弔問ということもございまして、国の皆さま方にお目に掛かる予定としております。具体的なフィックスは今されているところでございます。 サウジアラビアについても何度も訪問させていただき、また、サウジアラビアからのお客さまについてはこれまでも、何度もお迎えをすることができてうれしく思っております。また、サウジアラビアと日本の関係というのも長年のものがございます。私自身も、お付き合いも長いということで、またいろんなチャンスを見ながら伺いたいというふうに思っております。また、サウジアラビアの、産油国で、特にこれまでは石油の産業、市場において、バランスを取られるという大きな役割を担ってきておられます。そういう大きな役割に対して、これからも期待をしていっております。 Arab News Japan:ありがとうございます。 小池:はい、最後で。すいませんが。毎日新聞の伊藤さん、お願いします。