「肉は国産しか買わない」と言う保育園のママ友がいます。同じ4人家族で「輸入肉」を購入している我が家とはどのくらい食費が違いますか?
国産肉と輸入肉の特徴
国産肉と輸入肉には、それぞれ特徴があります。 まず、国産肉は厳しい衛生管理基準をクリアしていること、ホルモン剤や抗生物質の使用が制限されていることなどにより、安全性が高いことで知られています。また、海外産のお肉に比べて輸送距離が短いため、鮮度が落ちにくいことも特徴のひとつです。 一方、輸入肉は輸送距離が長く鮮度が落ちやすいなどのデメリットもありますが、国産肉に比べて価格が安い場合が多いです。 値段だけで選ぶのであれば輸入肉の方がよいかもしれませんが、それぞれの特徴をよく理解したうえで、慎重に選ぶことをおすすめします。
国産肉と輸入肉では1ヶ月の食費に3000円ほど差が出る場合もある
お肉を購入する際に国産か輸入かで迷われることもあるでしょう。国産と輸入では100グラムあたり牛肉は445円程度、豚肉は141円程度の差が出るものもあるようなので、家族4人で消費する場合は食費への影響も大きいかもしれません。 実際に、一人あたりの購入数量から計算した4人家族における1ヶ月分のお肉の価格は、国産か輸入かで3000円ほどの差が出るケースもあるようです。 今回の事例では「ママ友が肉は国産しか買わないと言っている」ということですが、月3000円の差が出ることをどのように感じるかは、人それぞれでしょう。国産肉と輸入肉それぞれの特徴を理解したうえで、どちらを選ぶべきか慎重に検討することをおすすめします。 出典 農林水産省 食品の価格動向 食品価格動向調査(食肉・鶏卵) 独立行政法人農畜産業振興機構 畜産の情報 令和5年(1~12 月)の食肉の家計消費動向 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部