酔った勢いで婚姻届、冷めて離婚という韓国「行き当たりばったり」男性、財産の行方は
【12月10日 KOREA WAVE】酒に酔った勢いで婚姻届を出し、その後離婚した男性が韓国YTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」に出演し、離婚後の20年間をともに過ごしたパートナーに財産を残したいと相談した。 男性は若いころ、当時の恋人と酒を飲んでいる時に「愛を証明しよう」と勢いで婚姻届を提出。酔いが冷めてすぐに取り消しを求めたが、役所で断られた。仕方なく結婚生活を始めたものの価値観や性格が全く合わずに離婚。妻は娘を連れて海外へ移住した。 その後、男性は新たなパートナーと再婚を決意。ただ、両者にそれぞれ子どもがいたため婚姻届は出さなかった。 最近、健康状態に問題を抱えた男性はパートナーに「財産を残したい」と考えるようになった。ただ、前妻やその娘に相続されてしまう可能性があるのではと心配し、前妻の子どもが財産を相続する場合、パートナーが訴訟を起こすことは可能かと番組で尋ねた。 これに対し、キム・ソヨン弁護士は、韓国の現行法では事実婚のパートナーが法定相続人として財産を相続することは難しいと説明した。ただし、遺言で財産を贈与することは可能だとアドバイスした。 もし、男性が死亡して事実婚関係が終了すると、パートナーは法的に財産分与を求めることができなくなるため、遺言の作成と財産関係の事前の整理が重要だと述べた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE