選手登録問題に揺れるも…オルモ代理人がバルセロナ残留を強調「彼の希望はとても明白。他の選択肢を検討してもいない」
バルセロナに所属するダニ・オルモの代理人は、同選手が今冬の移籍市場で退団する可能性を否定した。 2024年夏の移籍市場でRBライプツィヒから6000万ユーロ(約99億円)の移籍金でバルセロナに加入したオルモ。公式戦15試合で6ゴール1アシストと、シーズン序盤で絶好調だったチームを支えてきた。しかし、先日からシーズン後半戦を前にした登録問題に揺れている。 バルセロナがラ・リーガの定めるサラリーキャップ制度を超過する中、シーズン前半戦で負傷者を利用して暫定的に登録されていたオルモだが、シーズン後半戦を前に登録不可能に。クラブは裁判所に対して同選手を登録するために働きかけてきたが、商業裁判所と第一審裁判所がともにクラブの訴えを棄却した。それでも、クラブは新スタジアムのVIPゾーンの運営権売却に動くなど、資金を捻出して同選手の登録に向けて動いている。 仮に登録が不可能となれば、1月の移籍市場でフリートランスファーで新天地を求める可能性が浮上するなど、去就に注目の集まるオルモだが、代理人のアンディ・バラ氏はイギリス『GIVEMESPORT』でバルセロナ退団の可能性を否定した。 「ダニが下した決断はバルセロナに残ることであると私は明言できる。私たちは他のオプションや他のクラブを検討してもいない。ダニ・オルモはバルセロナでプレーすることを望み、彼の希望はとても明白だ」 なお、去就に注目の集まるオルモに対しては、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグ勢やブンデスリーガ勢、さらにはパリ・サンジェルマンなどからの関心が報じられている。