ヤクルト・高津監督、長岡秀樹に『謙虚』指令 昨季の最多安打で初タイトル獲得「鼻を伸ばしてるようじゃダメ」
ヤクルト・高津臣吾監督(56)が昨季の最多安打で初タイトルを獲得した長岡秀樹内野手(23)に「てんぐになるな」とくぎを刺した。ベストナインにも初選出され他球団のマークが厳しくなる今季は謙虚にやれと指令。慢心は飛躍の妨げとなるだけに「鼻を伸ばしてるようじゃダメですね」と説いた。 千葉・八千代松陰高からドラフト5位で入団。高津監督は全国では無名だった長岡の「コツコツとずっと努力してここまで駆け上がってきた」姿を見守ってきた。今後も「基礎とか基本を絶対に忘れないで人間的にも謙虚にコツコツやっていくことがすごく大事」と強調。現役時代から鼻を伸ばした選手を山ほど見てきたからこそ、有望株のまな弟子に同じ轍(てつ)を踏むなと警鐘を鳴らした。
中日スポーツ