政治資金問題へのけじめ…自民党が「赤い羽根募金」に7億円超を寄付へ、党費などを原資に拠出
自民党は派閥の政治資金問題のけじめとして、赤い羽根共同募金で知られる「中央共同募金会」に7億円超を寄付する方針を固めた。政治資金収支報告書の不記載総額に一定額を上乗せし、党費などを原資に拠出する方向で調整している。
党幹部が26日、明らかにした。27日に正式発表する。森山幹事長は問題を受け、党として外部に寄付を行う考えを示し、寄付先や金額の検討を進めていた。
自民は1989年にも、リクルート事件への措置として、議員による株売却益分の約1億8000万円を中央共同募金会に寄付した。