伝統を胸に…「強豪・不来方」男女ハンドボール部として臨む最後のインターハイ 学校統合を前に闘志燃やす【岩手発】
伝統を次の世代へ…
不来方高校は2025年度に盛岡南高校と統合することが決まっている。最終年度となる2024年度、選手たちはより真剣にハンドボールと向き合っている。 歴史を振り返ると1988年の開校以来、男子はインターハイで4回のベスト4入り、2013年には全国選抜大会で初優勝を果たしている。そして、女子もインターハイで2度のベスト4入り、全国選抜大会でもベスト4入りの実績があり、不来方は男女ともに輝かしい実績を誇ってきた。 先輩たちが築き上げてきた「強豪・不来方」の名前で出場する最後のインターハイ。 その伝統を力に変えて臨む。 男子ハンドボール部・八島主将は「最後だからこそ伝統を次の世代につなげて、結果を残せたらいいかなと思う」と“不来方”としての最後の試合に向けた決意を語った。 また、女子ハンドボール部・小野寺主将も「最後の世代でいろんな思いを背負っているわけで、プレッシャーを感じると思うけど自分たちらしくプレーしていきたい」と伝統を胸に、本番への意気込みを語った。 男女ともに練習用のユニフォームへ込めた言葉は「The last」。 不来方高校ハンドボール部の歴史を全国で見せつけるため闘志を燃やしている。 (岩手めんこいテレビ)
岩手めんこいテレビ