日本選手も「え、本当？」 223cmの中国女子バスケ17歳の“異質な規格外さ”に反響止まず「相手は容赦なく粉砕された」
ライバルたちを蹴散らした規格外のプレーの数々に反響が相次いだ。中国で開催された女子バスケットボール「U18女子アジアカップ」で異彩を放った中国代表のチャン・ツーユウである。 【動画】中国バスケの「怪物」 223センチのチャン・ツーユウのプレーをチェック 中国バスケ界が満を持して国際大会に送り出した17歳は、身長223センチという他を圧倒するサイズで違いを生んだ。チームが79-96で敗れたオーストラリアとの決勝も、決定率50％で42得点を挙げ、リバウンドは14本を記録し、堂々たる存在感を放った。 一目瞭然の体格差を目の当たりにし、世界的にも小さくない話題を提供したチャン・ツーユウ。彼女と対峙したライバルたちも驚きは隠せず、日本代表の山田英真(山梨学院大学1年)も中国メディア『捜狐』で「私がチャン・ツーユウのディフェンス？ 本当？」と仰天した。 母国でも異端な存在は大きくクローズアップされている。『捜狐』は、チャン・ツーユウの両親ともに元プロバスケットボール選手で、父が213センチ、母が198センチという強烈なDNAを引き継いでいることを紹介。その上で今大会の活躍を受け、「中国と対戦した全チームが絶望感に苛まれた。チャン・ツーユウに容赦なく粉砕されたからだ」と強調した。 また、コート内で対戦した選手たちよりも頭2つ分ほど飛びぬけているチャン・ツーユウのプレー光景を「相手はまるで大人におもちゃを奪われた子どものよう」と表現した同メディアは、こうも続けている。 「オーストラリア戦では試練を経験したが、大会を通しては異質な存在だった。彼女がボールを手にした瞬間から相手は無力になり、観客は歓声を上げる。すでに米国からも関心を集め、東洋から来た巨大な逸材のインパクトに誰もが立ち止まっている」 無論、17歳という若さからまだまだ成長の余地がある。中国代表でも練習では全体から離れ、トレーナーとの個別のフィジカルトレーニングに終始。『捜狐』も「まるでジャイアントパンダと言うべき特別な保護を受けている。いまだ成長過程だが、すでに史上最も背の高い女子バスケットボール選手である彼女の飛躍は止まらない」と伝えている。 末恐ろしいポテンシャルを誇示したチャン・ツーユウ。いまだ天井知らずで飛躍を続ける17歳が、中国バスケ界でどのように成長していくかは大いに興味深いところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
