【マジか!?】え、このBMW X6Mをレストアするの?
ボンネットもドアもAピラーもない。このBMW X6 Mは単なるジャンク品だ。それにもかかわらず、このSUVは依然として自力で走行することができる!これは他人事だからこそ笑える物語なのだ。
ご覧の通り、このBMW X6Mは全損状態だ! ドア、ボンネット、Aピラー等、走行に必要なものの多くが欠落しており、ルーフはへこんでいる(というかもはやルーフと呼べるものではない)。この状態ではサスペンションにもダメージがある可能性が高いし、一見して、このSUVから救い出せるものはあまりないことが明らかだ。しかし、ユーチューバー、”SalvageMasterV”の考えは我々とは異なる。彼はこのBMWをリビルトするつもりなのだ!マジで。
「サルベージマスター」のニュープロジェクト
2019年11月、ロシア系アメリカ人のユーチューバー、”SalvageMasterV”は、新しく生まれてくるベイビーのために、妊娠中の妻に、この事故で大破した白いBMW X6Mをインターネットオークションで落札した。サルベージマスターである彼の目標は、完全に破壊されたSUVクーペを自分で復元し、妻の車を予定通りに赤ちゃん誕生パーティーに間に合わせて贈るということだ。幸運なことに、彼は、以前、事故車をレストアした経験を持っている。しかし、これほどまでにひどく損傷したBMW X6Mのフルレストアは最も野心的で、困難が予想される無謀なプロジェクトだ!
予想以上の損傷
それでも事故車を受け取りに行ったとき、彼自身、X6Mがほとんど破壊されていることに驚いた。彼が後にインスタグラムで報告したように、575馬力BMWは時速160kmで40トンのトラックに衝突したのだった。それでもそのドライバーは奇跡的に大きな怪我もせずに脱出できたという。写真の大破したX6Mを見る限り、信じられないことだが…。運転席側は完全に破壊され、破れて開いた缶のように見える。Aピラーは完全になくなっており、屋根は垂れ下がっており、Bピラーが押し戻され、Cピラーも何かしらのダメージを受けている。さらに、フレームもサスペンションも破損し、コンプレッサーで押しつぶれたような両方のドアがかろうじてクルマにぶら下がっている。普通なら(というか、ここまで損傷しなくとも)全損で廃車、以外の選択方法はない。