【被害・復旧状況まとめ】能登半島地震から1か月 断水の復旧は遅れ…
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甚大な被害を出している能登半島地震から2月1日で1か月となります。被害の状況と復旧状況をまとめてお伝えします。 ◇ 能登半島地震では1日までに亡くなった人が240人、安否のわからない人が15人います。また、1万4431人の人が避難生活を続けています。 そして住宅への被害は甚大で、石川県全体でこれまでに約4万8000棟に被害が出ています。そのうち輪島市では2141棟。5228棟の被害が確認されている珠洲市では、その半数近い約2300棟が全壊するなど生活再建が難しくなっています。 【石川県の住宅被害(1日午後2時時点)珠洲市・5228棟(うち全壊2316棟) 輪島市・2141棟 能登町・5000棟 穴水町・2448棟 志賀町・4749棟 七尾市・1万1465棟】 仮設住宅の建設について、石川県は3月末には約3000戸が着工する予定としています。 続いてライフラインです。最大約4万戸あった停電は復旧にむかっていて、2400戸ほどとなっています。 【停電情報(1日午後3時時点)珠洲市・約740戸 輪島市・約1500戸 能登町・約90戸 穴水町・約50戸 志賀町・約10戸 七尾市・約10戸】 一方で断水の復旧は遅れ、能登地方を中心に約4万戸で断水が続いています。 【断水状況(1日午後2時時点)珠洲市・約4800戸 輪島市・約1万戸 能登町・約5000戸 穴水町・約2000戸 志賀町・約3800戸 七尾市・約1万4200戸】 復旧のめどは今月末から3月末を予定していますが、一部地域では4月以降になる見込みだということです。