リニア問題いつまで続く…川勝後継静岡知事「前任がひどすぎて普通に話すだけで評判上がる」公約即撤回の暗雲
どんな政治運営になるかは不透明な部分が多い
こうした先進的な誓約に署名した鈴木知事に、私は期待している。 さて、あまりの前任者の体たらくのせいで、鈴木知事を褒めてばかりになってしまったが、良くも悪くも鈴木知事は「政治家」のようである。発言を翻すことも厭わず、自分の支持者にはいい顔をするばかりで、実際にどんな政治運営になるかは、不透明な部分が多い。 就任会見では、選挙戦で披露した県東部地域への医学部誘致構想について「可能性としてはゼロではないと思うが、よくよく状況を調べていくと、これからどんどん人口が減っていく中で、医師自体もマクロとしてはもう間もなく医師が余る。当然、地域的な偏在は残ると思うが、そういう時代に入ってくるので、なかなか新たな医学部の新設はハードルが高いと思っている」と表明、早々に撤回してしまった。 今後、リニアを巡って、そして県政においてさまざまな問題が起きるが、鈴木知事が「変節の政治家」とならないよう有権者はきちんと見守っていく必要がある。
小倉健一
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