リニア問題いつまで続く…川勝後継静岡知事「前任がひどすぎて普通に話すだけで評判上がる」公約即撤回の暗雲
「政治的決断」というコメントに希望を見た
勝前知事のときにはゴールポストを動かしているのではないかという指摘もあったが、鈴木知事は着工にGOサインを出すとすれば、どの形で、どのようになればGOサインを出すのか」と問われ、「今出ている課題についてしっかりと解決案が示されて、それに各主体が合意をすることで全体としての懸念が払拭され、特に流域市町の皆様の不安がある程度解消されることが必要かと思う。そうは言っても、最後はどこかで政治的決断も必要かと思う。そこまでは、できるだけ皆様に納得いただけるような努力をしていくということが前提になると思う」 と回答した。この回答の「政治的決断」という箇所が非常に重要な部分である。鈴木知事が、もし、川勝氏同様に口では「推進」と言いながら、妨害を続ける意思があれば、「政治的決断」という言葉は絶対に出てこないはずである。いつまでもゼロリスクを求めて、存在していない課題の解決を求め時間を稼ぎ続けることを念頭に置いてはいないということだ。しっかり議論を尽くした後に、リニア建設着工に向けた「政治的決断」をきちんとしてくれるものと期待したいところだ。
JR東海の社長や国交省とコミュニケーションを取っていきたい
他の記者にも、「リニア」について手を替え品を替え尋ねられているが、 「リニアについて、これは基本的にはこれからしっかり職員からレクを受けるが、全容を把握するとともに、選挙期間中からもお話を申し上げてきた通り、県・国・JR東海・流域市町の連携のもとに一つ一つの課題をクリアしていくことが大事であるので、まずはそのような体制作り、そのために各主体とのコミュニケーションを取っていくということで、JR東海の社長や国交省とも早くお会いして、コミュニケーションを取っていきたいと思っている」 「これはまだ、これから職員からレクを受け全体を把握した上で私の頭を整理していかなければならないので、今この時点で具体的にどのような発言をするかは決めていない」 「これについてもまだしっかりとしたレクは受けていないが、私自身は、調査自体はまずはやるべきだと思う」 と回答。「職員とのレク」がまだだと連呼し、特段目立った回答はなかったが、
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